TOPICSINTERVIEW

セックスはパートナーとの関係で重要なもの? Mayo&Kaoluの思う理想のセックス。

セックスとはいったい何のためにあるのだろうか。

自分を気持ちよくするため? 相手を気持ちよくするため? 

それとも、2人の関係を良好に保つため? 

自分たちが心地よい状態でいられるためのセックスってなんだろう。

「関係を保つうえでセックスは重要なものではない」と話す、

Mayo&Kaoluの二人に話を聞いた。

Mayo(写真左)

在宅中。早起きを目指したら必ず二度寝してしまうカレー好き

 

Kaolu(写真右)

元板前・現パン職人。TWICEとアイスコーヒーさえあれば生きていける

互いの違いを知り、認め合うことがリスペクトに繋がっていく

―二人が出会ったきっかけは?

 

Kaolu(以下、K):最初の出会いは共通の知人のホームパーティです。

 

Mayo(以下、M):もともとKaoluは私の友達とデートしている仲だったんですよね。なので、最初はあまり言葉も交わしてなくて。

 

K:結局その子とは結ばれなかったんですが、みんなでよく集まるうちに、Mayoとはたまに二人で飲みに行くようになりました。

 

M:初デートは高尾山。そのあと私の家に来たんですが、Kaoluが終電で帰ったのに、携帯を忘れたと戻ってきて(笑)。

 

K:次の日が早かったから、わざと忘れたわけではありません(笑)。

 

M:そういった思いもよらないハプニングが重なって、お互いタイプではなかったけど、どんどん気になる存在になっていきました。 

 

K:それぞれが、「あれ?好きかも?」って思っていて。気付いたら、一緒に過ごす時間が自然と増えていきましたね。付き合ってもうすぐ3年目です。

 

―お互いの第一印象は?

 

K:派手な子がいるな〜って思いましたね。

 

M:すごいクールでかっこつけてるなって。けど、時間が経つにつれて、その仮面は剥がれていきましたね(笑)。

 

―相手の一番魅力的だと思うところは?

 

K:Mayoの周りだけでなく、私の身近な人たちにも同じレベルで大切にしようとしてくれるところ。

 

M:性格が真逆なところですかね。もちろん、似たような部分もありますが、自分とは違う考え方を持っているので、幅広い視点で物事を見つめられることができるのが嬉しいです。政治やジェンダーの問題もよく議論しています。

 

K:お互いの足りない部分を補い合える関係ですね。Mayoはドイツ出身で、私自身も高校を卒業してから、数年アメリカに住んでいました。日本と比較すると、海外の人は日常的に周りの人と社会問題についてよく話していて。日本だと家族や恋人間でも、議論を避けてしまいがちだけど、それぞれの考え方を共有することは、お互いのことを知るうえでとても重要な要素だなと思います。

 

M:日本のテレビ番組を観ながら、メディアが考える社会問題について、よく二人でツッコミを入れています(笑)。

 

K:このままだと日本の社会は滅ぶ! ってね(笑)。

 

―普段はどうやって過ごすことが多いですか?

 

K:コロナ禍だったので、家で映画やドラマを観て過ごすことが増えましたね。

 

M:その前は、よく散歩に行ったり、車を借りて滝を見に行ったり。

 

K:二人とも騒がしいところが苦手なので、人が少ないところに行くのが好きですね。

 

一緒に過ごすうえでのルールはありますか?

 

K:小さいことでも、ありがとうを言うようにすること。

 

M:“親しき仲にも礼儀あり”の言葉通りで、どんなに仲がよくても、いい関係性を保っていくには必要なことですよね。それがあることで、お互いのリスペクトが保たれると思うので。

 

K:あと、コロナ禍で一緒にいる時間が増えた分、アローンタイムをつくるようにしています。

 

M:私は在宅で仕事をしているんですが、Kaoluは出勤していて。私は自動的に一人の時間があるけど、Kaoluにはないので。

 

K:逆にMayoは一人で仕事をしているから、その反動があって、私が帰宅したら、かまってほしいんですよ(笑)。

 

M:お互い休みの日が別々なので、Kaoluが休みの日は、友人の家で仕事をして、Kaoluが一人の時間を過ごせるようにしています。

セックスをすることは、自分たちが関係を築くために、重要なものではない。

―セックスをするタイミングはどんなとき?

 

K:特に決まっていませんが、寝る前かな。

 

M:ロマンチックなムードで始まるわけではなくて、「あ、今日久しぶりに90分コースでどうですか?」って、ふざけながらスタートすることが多いですね(笑)。セックスをすることよりもイチャイチャするほうが好きかな。行為自体は電子レンジ並みにパパッと終わることもあるし(笑)。

 

K:相手が喜んでくれるのが嬉しいタイプなので、どんなに早く終わったとしても自分は満足ですね。

 

ー一緒に観ていたらついセックスになってしまった映画はありますか?

 

K:よく観ますが、そのままセックスになったことはないですね。

 

M:お風呂に入ってからじゃないとセックスしたくないんです。

 

K:お互い寝る準備万端でベットに行きたいタイプなんですよね。

 

ーセックスをするときに聴きたい音楽は?

 

K:あまり聴いてないですが、一時期コテコテのR&Bを聴くのにハマっていましたね。

 

M:ダンスしながら服を一枚一枚脱いだりして(笑)。最近は、よくK-POPを聴いているので、それを聴きながらするのもおもしろいかもしれないですね。

 

―セックスの後に一緒に食べたブレックファーストで印象に残っているメニューは?

 

K:Mayoが粉の配合を間違えて、とても硬かったパンケーキ(笑)。

 

M:初めてKaoluが泊まったときに作りました。アボカドやオレンジは完璧なのに、パンケーキだけ失敗をして。けど、「おいしい!」って、笑いながら食べてくれて安心しました(笑)。

 

―セックスは自分たちの関係においてどれだけ大事なものですか?

 

M:5%以下くらい。セックスがなくても自分たちの関係はしっかりと築けているので、そこまで重きを置いてはいません。

 

K:これまでは、セックスレスになると別れが近いなど、一種のサインのようなものでしたが、Mayoとは身体を重ねなくても、そんなことを一切思わないです。

 

M:セックスをしないことは、関係が悪化しているみたいな定義が勝手に社会から植え付けられて、根拠もないものからプレッシャーを感じて過ごしている人は多そうですよね。そもそも、俗に言うプラトニックやロマンチックって一体何だろう? と、思うタイプで。恋人だから友人よりも優先度が高いとか、そういった考えを持っていません。人を愛することは、ランクをつけたり、社会から強要されたりするものではないと思うから。これは、リレーションシップアナーキーっていう考え方なんですが、それに近いですね。「この子はパートナーだから」「この子は友達だから」と、それぞれの関係性を区別したり順位を付けたりしたくないんです。

 

ー相手を思いやることはどんなことだと思いますか?

 

M:コミュニケーションをとること。何か相手に思ったとしても、思い込むのではなくて、相手に確認することですかね。

 

K:これまで自分が我慢すればいいと思っていて、意見を言うタイプではなかったんですが、Mayoのおかげでできるようになりました。

 

M:何かを我慢して、ため込むのはよくないですよね。

 

K:あと、相手の立場に立って物事を考えることが大事ですかね。

Text/Fumika Ogura

Photo/Elena Iwata

Edit/Noemi Minami(NEUT)

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